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お役立ち情報 2019.11

動物病院として「お役に立つ」
「知っていただきたい」情報を
お知らせします。

狂犬病予防接種せず…(2019/11/29)

土佐犬イラスト

飼い主を書類送検へ

大分市で予防接種を受けていない土佐犬が逃げ出した問題で、警察は飼い主の男性(75)を書類送検する方針を固めたそうです。

今年9月、大分市の鉄工会社から雌の土佐犬が逃げ出して行方が分からなくなり、6日後に発見されました。関係者によりますと、土佐犬は狂犬病予防法で義務付けられた予防接種を受けておらず、飼う際に必要な市への登録もしていませんでした。警察は、飼い主で鉄工会社役員の男性を狂犬病予防法違反の疑いで年内にも書類送検する方針を固めました。

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先月の「お役立ち情報2019.10」にも「狂犬病予防違反」(30日)という、狂犬病予防接種を受けさていない飼い主が書類送検された…旨の記事があります。

犬を飼うということは、市区町村に登録し、狂犬病を予防するための接種を受けさせなければいけないのです。これは、飼い主の義務であり責任です。

また、「お役立ち情報2019.07」の中に「狂犬病予防注射」(27日)として記載がありますので、こちらも参考にしてください。

奇跡の再会(2019/11/22)

サーシャ

5年前に行方不明の猫、1900キロ先で発見 

5年前にアメリカ西部で行方不明となり、飼い主もあきらめていた猫が、自宅から1900キロ離れた街の路上で発見された。19日に実現した奇跡的な再会には、マイクロチップが大きな役割を果たした。

オレゴン州ポートランド市で暮らしていていた黒猫の雄サーシャは、2014年に行方をくらました。飼い主は、すぐに行方不明の届けを提出。しかしこれといった手がかりも見つからず、もう会えることはないと望みを失っていた。

「最悪を覚悟していた」

ところが先日、メキシコ国境のニューメキシコ州の北部にあるサンタフェ市で、黒猫が保護された。市動物保護当局が、この猫に埋め込まれていたマイクロチップを調べたところ、届け出があったサーシャだと判明。飼い主に連絡した。日本でいうと、直線距離で北海道の端から九州の端ほどにあたる遠く離れた場所。道で迷っていたのを動物保護団体が発見、施設に運んだという。

 

「信じられなかった」、「私たちは最悪を覚悟していた。でも電話をもらい、サーシャが生きていて、しかも元気だと聞いて、本当にありがたかった」と飼い主は話す。

ヒッチハイクで移動?
サーシャがどのようにして、サンタフェに行き着いたのかは謎だ。ただ、サーシャは人懐こいことから、誰かに「ヒッチハイクをお願いした」のではないかと、飼い主は考えている。「サーシャは偉大なアメリカの冒険をしたんだと思いたい」

マイクロチップのおかげ
サンタフェ市の動物シェルターの広報担当者は、今回の出来事はペットにマイクロチップを埋め込むことの重要性を物語っているとする声明を出した。

「このペットの皮下に、米粒ほどの大きさの簡単なマイクロチップが埋め込まれていた。おかげで私たちは、行方不明の猫の保護者にたどり着くことができた」

さらに、マイクロチップはペットの身元を証明する「独自の番号を備えた、落下や変更、除去の可能性がない、永久的で」唯一の方法だと付け加えた。

ハッピーエンディング
サーシャはアメリカン航空の飛行機で19日、ポートランドに戻った。同社の広報担当は、再会に貢献することができて「光栄だ」と語った。

「サーシャの長旅にハッピーエンディングを提供でき、うれしく思っている」

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お役立ち情報2019.10」に「迷子の愛犬と12年ぶり再会」(25日)を掲載しましたが、今回は猫ちゃんです。どうやって移動したのか?も不思議ですし、5年もの間、どうやって生き延びていたのか?も謎ですね。野生の本能が発揮されるのでしょうか!?

それにしても、マイクロチップが大活躍ですね!!

ペット同行避難(2019/11/18)

対応分かれる自治体 「断られた」「軒下まで」

台風19号では、東京都内で多くの避難所が設けられたが、ペットを受け入れるかどうかの対応は分かれたようだ。家族同然のペットを残していけないと、避難所に行くことをあきらめた人もいる。アレルギーなど課題はあり、自治体も受け入れ態勢の検討を始めているようだ。

「最悪、犬と一緒に死ぬつもりだった」。葛飾区の2階建て住宅で2匹の大型犬と暮らす70代男性は、台風が来た1012日のことを振り返る。2匹とも体長は約1.5メートル。普段は庭で飼っている。「こんなに大きな犬を避難所に連れて行けない」。当日は自宅の1階に犬を入れて過ごした。

台風19号の際、葛飾区は中川と荒川に囲まれた亀有など約108千世帯、約208千人に避難勧告を出した。だが、117カ所の避難所ではペットを受け入れる態勢がなく、判断はそれぞれの職員に任せたため、受け入れなかったところもあったのだ。

避難所に来たのは約2万人。区には、「ペットと一緒に行ったが断られた」といった声も寄せられたという。区の担当者は「ペットの大きさや種類は様々。今後、対応を検討していきたい」と話している。


~ ペット同行可でも避難しなかった理由 ~

足立区では、全避難所でペット同行可だ。対応は避難所によって違い、区立大谷田小学校ではペットをケージに入れた上で、げた箱の前まで入室可とした。

ただ、同校近くに住む50代女性は2匹の小型犬と一緒に避難しようと考えたが、結局しなかった。「私と離れるとほえ続けて迷惑をかけるし、心配」という理由だ。当日は川に近い自宅で、不安を感じながら過ごしたという。

多摩川が流れる多摩市の50代女性も、自主避難を考えたが、悩んだ末にあきらめた。9月の台風15号の際、自治体に問い合わせたところ、「ペットが入れるのは避難施設の軒先まで」と聞いたからだ。生後直後から過ごした小型犬は、家族同然。「嫌がる避難者がいるのは理解できる。どうやったら『共存』できるか、自治体も市民も一緒に考える必要があると思う」と話す。

ただ、同市内でも、ペットと過ごせるように急きょ対応を変えたところも。市総合体育館では、担当職員と施設の指定管理者が協議し、ペットと同行者のみで過ごせるスペースを用意した。少なくとも8家族がそこで過ごしたという。市の担当者は「動物にアレルギーがある人もおり、慎重な対応が必要。市民に意見を聞き、どこまで拡充できるか検討したい」と話している。

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大田区には避難所ペット対応マニュアルがあるのはご存知でしょうか。このマニュアルは、わかりやすく、ペットの収容場所や、世話の仕方から、「飼い主の会」の設置、具体的な書式まで、丁寧に書かれています。

災害時にペットを守れるのは飼い主だけです。大切なペットを守るために、災害に備えて日頃から準備をしておくことは大切ですね。ぜひ、ご確認ください。

大田区の避難所におけるペット対応標準マニュアル
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/chiiki/bousai/hinanjyo/pet.files/manyuaru.pdf

妖怪!?(2019/11/13)

妖怪「ふろみたがり」!?

猫ちゃんを飼っている方、「ふろみたがり」または「よくそうのぞきみ」という妖怪をご存知でしょうか?もしかして、もうすでに現れている!?姿かたちは猫に見えますが、人間の入浴を覗きたがる恐ろしい妖怪らしいですよ()

人間の入浴を覗きたがる恐ろしい妖怪じゃ。言い伝えによれば、風呂場を好むが風呂に入れてやろうとすると、恐ろしい悲鳴を上げるという…ことらしいです。

ある人は~
「よくそうのぞきみ」という妖怪が毎晩現れます…
「ふろみたがり」に進化することもあるので油断できません…

とのこと。
「ふろみたがり」は、「よくそうのぞきみ」の進化系なんですね。

世の中には、私たちの知らないことが、まだまだたくさんあるようです…()

女性宅に座り込んで動かない犬(2019/11/11)

ウィニー

アメリカ・ケンタッキー州に住むケイトさんはこの日、友人の葬儀に参列した後、自宅のポーチに座っていました。そこへ犬を連れた1人の女性が通りかかりました。

すると突然、女性に連れられていた犬が、ケイトさんの家の前庭に座りこんで動かなくなったのです。

犬好きのケイトさんはその茶色いメス犬を「かわいい犬だな」と思いながら見ていました。飼い主の女性は犬を引っ張って動かそうとしますが、犬はなぜかまったく動きません。

飼い主:「ウィニー、行くわよ!」

飼い主のその言葉を聞いた瞬間、ケイトさんはハッとあることを思い出します。

彼女は約1年前の201811月に、初めて1匹の子犬のフォスターを引き受けました。フォスターとは保護動物に正式な里親が決まるまでの間、一時的に世話をすること。ケイトさんはその子犬を『ウィニー』と名付け、とてもかわいがりました。

その後ウィニーが避妊手術を終えて里親の元へ引き取られることになった時、彼女はさびしさと、ウィニーの家族がいい人かどうか心配で3日間も泣き続けたといいます。


自分を見つめたまま動かない犬は…

ケイトさんは犬を連れている女性に「その犬はあなたが引き取った時、すでに『ウィニー』という名前が付いていたのですか?」と尋ねました。すると女性は「ええ、そうです。この子を混乱させたくなくて、名前は変えませんでした」と答えたのです。また女性がウィニーの里親になったのは、201811月だということも判明。

その瞬間、ケイトさんは立ち上がり、思わず叫びました。

「この子、私が世話をした犬だわ!!」

目の前でケイトさんを嬉しそうに見つめる犬は、彼女が1年前に愛情を持って育てたウィニーだったのです。

成長したウィニーはケイトさんのことをちゃんと覚えていたのでしょう。

ケイトさんはウィニーの里親が始まった時、「万が一、ウィニーがまたシェルターに戻ってくるようなことがあったら自分が引き取りたい」と申し出ていました。彼女はそれほどまでに、ウィニーのことを気にかけていたのです。そのことをケイトさんが話すと、ウィニーの飼い主は「決してこの子を返したりなんてしませんよ!ウィニーはとてもいい子で、素晴らしい犬です」と答えました。

実はケイトさんは数か月前に現在の家に越してきたばかり。そしてこの新居はなんとウィニーの家のすぐ近くだったのです!

もしこの日、彼女が友人の葬儀のために仕事を休んで、自宅のポーチに座っていなかったら、ウィニーと偶然出会うことはなかったかもしれません。亡くなった彼女の友人も大の犬好きだったのだそう。親しい友人を亡くして悲しんでいたケイトさんの心は、ウィニーとの再会によってとても癒されたということです。もしかすると、天国の友人がケイトさんのためにウィニーと引き合わせてくれたのかもしれませんね。

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世間では偶然などない…、全ては必然だ!なんて言われてますよね。だとすると、これはもしかして必然が重なり合って起きたこと。すごいことですね!!そして、誰も悲しむことのない幸せなひと時。ただ、この話を聞いて号泣する方が多いそうです…もちろん感動で!!

感染症で死の淵(2019/11/05)

イギリスでガーデニングの最中に飼いネコに引っ掻かれた60代の女性が細菌感染症に罹り、傷口の部分から皮膚組織が壊死する壊死性筋膜炎で死の淵をさまよった。女性はこれまでに8回以上の手術を受けている。

女性(65)は4月8日、ガーデニングをしている最中に飼いネコの‟チャン”に右手の甲を引っ掻かれた。その後しばらくしてめまいや食欲不振、筋肉痛に襲われた女性だったが、質の悪い風邪でも引いたのだと思ってそれほど気にも留めなかった。

しかし3日後、チャンに引っ掻かれた部分が急激に真っ赤に腫れ上がり、発疹が腕にまで広がった。嫌な予感がして病院へと足を運んだ女性は検査の結果、細菌感染症による敗血症、敗血症ショック、臓器不全、肺炎、そして皮膚の深部で壊死が広がる壊死性筋膜炎を患っていると診断された。壊死性筋膜炎は切創、外傷、熱傷など契機に発症して急速に進⾏し、適切な治療が⾏われなければ致死的となる重症感染症である。

容態が急速に悪化した女性に、医師らは壊死した組織を取り除く緊急手術を行った後、薬による昏睡状態に5日間おいて回復を待った。女性には18日にも壊死部分を取り除く手術が行われたが、その後2度の心臓発作を起こし、再び昏睡状態に置かれた。家族は医師から「最悪の事態も覚悟するように」と言われたが、女性はなんとか持ち直した。

こうして傷ができてから2週間後の4月26日、医師らは太腿から皮膚を移植する手術を行い、女性は5月初めに集中治療室から一般病棟に移ることができた。しかし移植した皮膚がうまく生着せず、入院は2か月に及んだ。

「死を覚悟した」という女性は、今回の感染症との闘いについて次のように述べている。

「ガーデニングをしている時、チャンがそばにいたので抱き上げようとして手を引っ掻かれたのです。傷は決して浅くはなかったのですが、まさかその傷で死の淵をさまようことになるとは思いもしませんでした。これまでに受けた手術は8回以上になります。入院中に行われた皮膚移植は失敗し、結局7月に3度目の手術を受けました。壊死した組織を取り除いた傷口は深く、腱が見えてしまうほどだったようです。」

「病院のスタッフには命を救ってもらって本当に感謝しています。チャンは生後10週の時にブリーダーから購入したのですが、こんな思いをした後に一緒に過ごす気にもなれず、今は娘が世話をしています。」

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ちなみに今年8月には、米オハイオ州在住の女性が飼い犬の唾液で感染症に罹り、四肢切断を余儀なくされている。女性は犬や猫に噛まれたり引っ掻かれたりすることで感染する「カプノサイトファーガ感染症」を発症していた…というお話は、「お役立ち情報2019.08」に「感染症」(6日)として記載しています。その他「お役立ち情報2019.06」「感染所の怖さ」(3日)もご参照ください。

ペットはかわいいだけではありません。ご自分の身を守るためにも、ペットの予防接種や健康診断はしっかりと受けることをおすすめします。

車にはねられた柴犬の奇跡(2019/11/02)

挟まったココ

あるものに挟まって驚きの生還

ニューヨーク州のオルバニーで車にはねられた柴犬が、事故後何キロも走り回った事故車の「中」から発見された…とか。いったい何が起こったのか??

3歳の柴犬ココは1028日、道路に飛び出して車にはねられた。地元紙によれば、ドライバーはすぐに車を降りて何をはねたのか確かめようとしたが、車は凹んでいるのにはねたものは見つからなかったという。だが再び運転を始めて数キロ(約45分ほど)走ったとき、車の前方から奇妙な音が聞こえるのに気づいた。再度車を降りたドライバーは、バンパーの裏に挟まったココを発見したのだ。下手に動かず、じっとしていたのもよかったようだ。

ドライバーは、ショックを受けながらもすぐに警察に連絡。ココは駆けつけた警察官によって無事救出された。その後、動物病院に運ばれて手当を受けた。

「正直言って、助かるとは思わなかった」と、動物病院の獣医は地元テレビ局に語った。「バンパーの裏側のスペースにちょうどいい具合に入り込んで生還するなんて、衝撃的だった。ココは信じられないほど幸運な犬だ!」

レントゲン検査の結果、ココは肘を骨折していることが判明したが、他に大きな怪我はなかったようだ。

この動物病院の他のスタッフも、この程度の軽傷で済んだことに驚きを隠さない。「奇跡としか言いようがない」と、獣医は語った。「昨日出勤したら、皆が奇跡の犬が来たと騒いでいた。気づくと、その犬はそこに立っていたよ、3本の足で」

薬も素直に飲んでいる。「とても穏やかな性格でいい子にしています。まだこれから肘の手術が必要ですが、早く飼い主のもとに帰れるといいですね」と皆が口をそろえる。

ココの飼い主も、警察が探し当てた。ノースカロライナから、飼い主の兄弟の家に遊びにきていたところだったそうだ。

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これを読む限り、肘の骨折だけで良かった~!奇跡が起きてくれて良かった~!!と思います。なぜだかホッとさせられるお話ですね。

 

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