お役立ち情報 2020.10

今月25日に、兵庫県福崎町の山中で行方不明者の捜索中に警察犬が逃げ出した…というニュースには驚きましたが、2日ぶりに同じ山中で保護されたそうです。けがもなく、元気な様子とのこと。

2歳のオスのシェパードで、名前は「クレバ・フォム・フンデ・シューレ」（通称・クレバ号）。福崎町の七種山（なぐさやま）で25日午後、行方不明者の捜索中に突然走り出し、鑑識課員の手からリードが離れてしまったということです。

兵庫県警は鑑識課員ら約40人態勢で連日捜索を続け、ヘリも投入。捜索3日目となった27日午前9時40分ごろ、逃げ出した場所から約100メートル離れた山頂付近で、木にリードが絡まって動けなくなっていたところを鑑識課員が見つけたそうです。

クレバ号は発見時、うなり声をあげるなど警戒した様子だったそうですが、鑑識課員が自分で食べるために持っていたツナパンや魚肉ソーセージをあげると、落ち着きを取り戻したそうです。その後は課員らに連れられて下山し、神戸市内にある訓練所へ戻ったとのこと。

クレバ号は、県警が直接育てている「直轄警察犬」11頭のうち、最も若手。今年1月から容疑者の追跡や行方不明者の捜索などにあたり、すでに行方不明者4人の発見に尽力しているそうです。

警察犬は厳しい訓練を受け、試験をパスしての出動です。クレバ号の中で何が起きたのか？わかりかねますが、何か走り出したい衝動に駆られたのでしょうね。ただどうしたって警察犬。勝手な行動はＮＧ。今後の処遇はまだ決まっていない…とのことですが、年齢も2歳と若く優秀な犬とのことなので、再度訓練を重ねて、また現場に戻って欲しいな…と思います。

今日は、吉村動物病院のトリマーがトリミングをするにあたって、どんなことに気を付け、重きを置いているのかをお伝えしたいと思います。

トリミングは、人間が考えてる以上にストレスがかかります。そのため、嫌がることや怖がることは出来得る限り軽減させ、ワンちゃんの体にも気持ちにもストレスを極力かけないようにしています。

例えば、足裏にバリカンをかける時や爪切りをする時に、普段されないことですから嫌がって動き回るワンちゃんがいます。そういうワンちゃんには、嫌がらない方法を探してみたりします。小さい子どもにするのと同じように声かけしたり、褒めてあげたりもします。私たち人間も褒められると嬉しいのと同様に、ワンちゃんにも褒めてあげることはとても大事なことです。

他には、トリミングしながら皮膚の状態をチェックします。その上で、体調や様子の変化がないかを気にしています。

どれも特別なことではないですが、吉村動物病院のトリマーが日々心がけ、実践していることです。

10月に入りました。今年も、残すところ3か月なのです…。コロナコロナの騒ぎの中で、季節の移ろいを感じることも少なく、町中もイベントの自粛で余計に季節感がなかったように思います。

それでも、年末はやってくるのです。

早いな！？と思われるかもしれませんが、トリミングのご予約は年末に向けて取りにくくなります。お早めのご対応をお勧めしております。

ご予約は、☎03-3733-6575まで、お待ちしています！！