お役立ち情報 2020.05

東京都も5月25日をもって、ようやく緊急事態宣言が解除されました。ひとまずは、ホッとしました。「大変、お疲れ様でした」という心境です。

ただ、今後のことを考えるに引き続き飼主の皆様には、当院からの下記“ご来院時のお願い”（トップページにも掲載されています）にご協力をお願いしたいと思います。もちろん、当院のコロナウイルス感染予防対策も継続していきます。

しばらくは診療時間もこのまま短縮とさせていただきます。また、人と人との接触を極力避けるため、ご来院の際は、事前にお電話（☎03-3733-6575）でご予約くださいますようお願い申し上げます。

当たり前だったことが当たり前でない…ことに気付かされた自粛生活。ステイホーム…。まだまだ油断せず、できることをして行きましょう。

いつか、本当の意味での解除が来る日を願って～！！！前に進んで行きましょう！！！

愛知県豊橋市は、22日フィリピンから来日した人が狂犬病を発症したと発表しました。

ニュースによると、来日前にフィリピンで感染したとみられています。日本国内で人が狂犬病を発症したのは2006年の14年ぶりだそうです。

この患者は今年の2月に就労のためにフィリピンから来日したそうで、昨年9月ごろ、フィリピンで左足首を犬にかまれたが病院には行かず、その際に感染したとみられています。

今月11日に足首に痛み、その後体の痛みや嘔吐、水を怖がるなどの症状が出て医療機関に入院。検査の結果、22日に狂犬病の感染が確認されて、現在も重症だそうです。

狂犬病は犬などから感染し、通常は人から人へ感染することはありません。
東京都獣医師会からお知らせが出ていますので、こちらもご確認ください。

https://www.tvma.or.jp/public/items/2-20200523.pdf

飼主としてすべきことは、狂犬病の予防注射です。日本には「狂犬病予防法」という法律があり、年に1回予防注射を受けることが、義務付けられています。ただし、子犬の場合は生後91日以降に受けることとされています。

狂犬病は犬だけの病気と思われがちですが、人間を含むすべての哺乳類に感染します。狂犬病ウイルスは、狂犬病にかかっている動物の唾液に含まれ、その動物にかまれると発病するのです。

例年4月に実施していました狂犬病予防定期集合注射ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で、20日にお知らせしましたように、今年度は6月1日（月）から6月14日（日）の14日間の日程で行うこととなりました。

予防注射さえすれば、予防できる病気です。大切な愛犬のためにも、忘れずに狂犬病予防注射を受けましょう。

例年4月に実施していました狂犬病予防定期集合注射ですが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、下記日程にて行うこと決定いたしました。

期間：令和2年6月1日（月）から6月14日（日）の14日間

実施場所：当院（曜日、時間は当院の診療時間に準ずる）
 

1. 診療時間を短縮しています。
   月・火・水・金：9時～12時/14時～18時
   土　　　　　　：9時～12時/14時～17時
   日　　　　　　：9時～12時
   ※受付は診療時間の30分前までです。​​
2. 予約優先制としています。
   新型コロナウイルス感染症予防のため、人と人との接触をできるだけ避けるために、ご来院の際は、事前にお電話で（☎03-3733-6575）ご連絡ください。当面は予約なしにご来院された飼主様にも、お待たせすることもございますが診療を行っております。​
    

※注射料金は、実施日・実施時間内に接種した場合の料金です。
※注射を伴わない犬の新規登録（犬鑑札のみの交付）や紛失等による鑑札再交付については、
お近くの地域健康課で手続きをしてください。

詳しくは、大田区のホームページをご覧ください。

以前の＜お役立ち情報2020.03／「犬の臭覚を活用可能！？」（30日）＞の中に、疾患ごとに異なるにおいがある…という見地に基づいて、犬が新型コロナウイルス感染症の診断に役立つかどうかを調べる～という記事がありますが、いよいよイギリスでは、新型コロナウイルスの症状が現れる前に感染者のにおいをかぎ分ける「探知犬」の訓練を始めたそうです。ということは、新型コロナウイルスも“疾患ごとに異なるにおいがある”ということなのでしょうか…！？

イギリス政府の発表によると、ロンドンにある大学の研究チームらは6匹の犬に対し新型コロナウイルスに感染した人と感染していない人のにおいをかぎ分ける訓練を始め、訓練は最短で6週間から8週間に渡って行われる予定だそうです。

これが成功すれば、1時間に最大で250人のにおいをかぎ分けることが出来るということで、空港などでの活躍が見込まれているとか。

イギリス政府はこの訓練に対し、50万ポンド＝日本円でおよそ6400万円の予算を投入するなど、大きな期待を寄せているということです。

犬の特性である鋭敏な嗅覚によって病気を早期発見出来ることは、私たち人間にとってはこの上なく有難いことだと思いますし、実際にそうなって欲しいですね！

緊急事態宣言が解除された自治体が出ました。東京は、まだ緊急事宣言継続ですが、このまま全ての自治体で下火になって行って欲しいものです。

さて、東京都獣医師会より飼主の皆様へ向けた【新型コロナウイルス感染症とペットに関する情報について】が掲載されています。

https://www.tvma.or.jp/public/items/1-20200514.pdf

是非、ご一読ください。

いろいろな情報が飛び交い、私たちに入ってきますが、一つ一つの情報に惑わされることなく冷静に判断し、自分のペットを守るためにどうすべきか？を基準に考え行動してください。何より最善なのは、ペットを新型コロナウイルスから守るために、飼主であるあなたが感染しないことなのです。

ステイホーム週間なるゴールデンウィークが終わりましたが、今月末まで自粛要請は延長となりました。

そんな中、沖縄が梅雨に入りましたね。季節は確実に移ろいでいますが、どことなく季節を感じにくくなっているのは、気のせいでしょうか？そういえば、今年は花粉症も軽かったような…？？東京は、昨日（11日）は夏日となりました。

そこで心配になるのが熱中症です。家の中にいても熱中症にはなります。犬猫は、体温が高温になるとなかなか下げられず、熱中症になりやすいのです。

昨年の＜お役立ち情報2019.07/「犬・猫の熱中症」（12日）＞があります。是非、参考にしてください。

今日から5月ですね！本来ならゴールデンウィーク…ですが、ステイホーム週間となりました。

さて、4月18日に「新着情報」で、ゴールデンウィークの診療日程としてお知らせしておりますが、今日（1日）と明日（2日）は、診療しています。ただし、緊急事態宣言に伴い診療時間を短縮しておりますので、ご注意ください。

1日（金）9時～12時 / 14時～18時
2日（土）9時～12時 / 14時～17時

また、ご来院の際は、事前にお電話（☎03-3733-6575）いただけますようお願いいたします。

3日～7日までは、休診です。
8日から通常診療となりますが、緊急事態宣言に伴い診療時間を短縮しております。

8日（金）9時～12時 / 14時～18時

以上、よろしくお願いいたします。