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お役立ち情報 2021.06

動物病院として「お役に立つ」
「知っていただきたい」情報を
お知らせします。

熱中症その他の注意(2021/6/30)

暑いニャ…

熱中症について、何回かに分けてお知らせしてきましたが、最後に~その他の注意点です。

!特に注意が必要な犬種・猫種!
犬:フレンチブルドッグ、パグ、シーズーなど
猫:ペルシャ、エキゾチックショートヘア、ヒマラヤンなど

<短頭種>
気道が短く、呼吸による体温調整が苦手なため、熱中症になりやすい傾向があります。

<肥満・高齢動物>
肥満体型の場合、体内に熱がこもりやすく首の周りの脂肪によって呼吸機能が低下しやすくなるため熱中症になりやすい傾向があります。

認知機能不全症候群の高齢の動物(主に犬)

  • 水を飲む場所がわからない
  • 家具の隙間など閉所から出られない
  • 長時間吠え続ける

上記等の症状が見られますが、これらの場合、体温上昇ならびに脱水症状を起こしやすく、熱中症の状態になってしまうこともあるので、特に注意が必要です。 

呼吸状態が悪化しやすく、体温上昇に直結し、かつ脱水状態を引き起こすような病気の場合も、熱中症の注意が必要です。例えば、

  • 循環器疾患(心臓弁膜症など)
  • 慢性呼吸器疾患
  • 内分泌疾患(副腎皮質機能亢進症など)
  • 脳神経系疾患(原因は様々ですがけいれん発作を伴う病気、四肢麻痺を伴う病気)
  • 腎疾患(慢性腎臓病など)     などが該当します。
     

とにかく、ペットを高温の環境に置かない!!これが最大の予防です!
少しでも異変を感じたら、すぐに動物病院で診察を受けてください。

お散歩時の注意点(2021/6/21)

お散歩は、朝の涼しい時間か、
夕方涼しくなってから

梅雨真っただ中ですが、梅雨の晴れ間にお散歩~。熱中症にならないためには、気温が高くなくても注意が必要です。さて、お散歩時の注意点です。

*散歩時の注意点*
気温だけでなく、湿度が高い日要注意です!

  • 朝の涼しい時間帯と夕方の陽が落ちてからがおすすめ
    (散歩前にアスファルトを触って確認しましょう)
  • 芝生や土の上を歩くコースを選びましょう
    (地面からの照り返しなどの輻射熱に注意しましょう)
  • こまめな水分補給を心がけましょう
    (散歩後の熱くなった体を冷やすケアも忘れずに)

<散歩時の熱中症対策!!持ち物チェック>

  • 常温の水
  • タオル
  • うちわ
  • 冷却グッズ

熱中症対策(2021/6/14)

熱い!アスファルトの照り返し

関東地方は梅雨に入ったようですね。
今回は、熱中症対策についてです。

*対策*

<屋内>

  • 風通しをよくする
  • ペットが自由に居場所を選べるようにしておくことが重要
  • 暑い時期の室内温度は26℃以下に設定する
  • 直接日光が当たらないようにする

<屋外>

  • こまめな給水を心がける
  • 時には体表に水道水をかけて流す
  • 風を送り気化熱を利用して、簡易的な体幹冷却法を取り入れる

体幹冷却法:喉から首にかけて、胸そして内ももを含めたお腹全域に水道水をかけたり、水分を多く含んだタオルをかけてうちわであおぐなど。

<車内>

  • 外気温が25℃を超えるような環境下で、車の中に残すことはやめましょう
  • 活動的な犬や興奮しやすい犬の場合は、さらに低い気温でも熱中症のリスクがあります

熱中症(2021/6/11)

東京はここ数日、夏日!!暑いですね。毎年この時期、お知らせしているのが“熱中症”についてです。

*予防*
ペットを高温の環境に置かない!!
これが最大の予防です!

とにかく、少しでも異変を感じたら、すぐに動物病院で診察を受けてください。症状が出てから手当をするまでの早さが重要で、その後の状態が大きく変わるのです。
 

*熱中症の症状*
<初期症状> 

  • ​ハアハアと激しく呼吸をしている ​
  • よだれが大量に出ている 
  • 歯肉や舌、結膜(眼)などが充血、うっ血している・心拍数が増加している

<重篤な症状> 

  • ぐったりとして意識がない状態になる
  • 下痢・嘔吐、ふるえを起こす
  • 意識がなくなる
  • けいれん発作が起こる
  • ARDS(肺が炎症を起こし呼吸が困難になる病気)になる

*応急処置*
すぐに~

  • 常温の水をかける
  • ​水で濡らしたタオルなどで包む
  • 涼しい場所で風を送る

応急処置の際に、早く体温を下げようとして冷水や氷、アイスバッグを用いて急激に冷やしてはいけません!抹消血管が収縮し、温度の高い血液が各臓器に流れ熱が発散しにくくなります。そのため、体の内部の温度が下がらずに高体温による各臓器への障害が促進されてしまうのです。

冷やす場所

冷やす場所~ 
① 頭部喉側から首(頸動脈)
② 脇の下(前足の付け根の内側)
③ そけい部(後ろ足の付け根の内側)

 

HP二周年(2021/6/7)

20196月にホームページを新たに立ち上げてから、2回目の6月です。そして今年もまだまだコロナウイルスが猛威をふるい、緊急事態宣言が継続している…という現実。こんな状態が続いていることが日常化し、今や感染症対策は当たり前になっていますね。これからはワクチン接種も進み、状況に変化があるかもしれません。良い変化に期待したいです★

ペットにおいても、今のところ特別な事例は報告されていません。

さて6月というと梅雨の時期ですが、真夏日になることもまれではありません。現に今週は真夏日になる予報が出ているようです。そうなると心配なのが熱中症!!次回は、熱中症についてお知らせしますね。

最後になりましたが、「お役立ち情報」という名に恥じぬよう、ペットに!そして飼い主の皆様へ!!お役に立てる情報を発信し続けていきたいと思っております。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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