お役立ち情報 2021.04

4月も半ばになりますね。今月末からゴールデンウィークです。昨年は、ステイホーム週間でした。今年は、5月11日まで「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」です。何する！？どこ行く！？とはなりませんが、出来る範囲内で楽しみたいものです。

さて、吉村動物病院のゴールデンウィークの診療日程です。
今年は、暦どおりです。

• 4月30、5月1日、2日は、通常診療です。
• 4月29日、5月3日、4日、5日、6日は、完全休診となります。＜診療（往診）・トリミング（送迎）・お薬・フードの処方もお休みです＞
• 5月7日より通常診療となります。

本日10日（土）より、狂犬病予防定期集合注射が始まりました。

●接種後の注意事項をご確認ください。

接種当日は激しい運動は控え、いつもどおりの生活をしてください。シャンプーは２～３日控えて下さい。

アレルギー反応としてワクチン接種後、以下のような症状が現れることがあります。接種後は、１日注意して様子を見るようにして下さい。

もし、以下のような症状やいつもと様子が変わることがございましたら、必ず受診してください。

※接種直後～３０分程度（重い症状）
・ふらつく　・嘔吐　・ぐったりする　など

※接種後数時間～
・嘔吐　・下痢　・顔の腫れ　・全身の痒み　・食欲低下　・元気消失　など

10日（土）より、狂犬病予防定期集合注射が始まります。大田区に犬の登録をされている方は、3月下旬に案内と申請書が大田区より郵送されていると思います。（申請書がなくても狂犬病予防注射は受けられます）

狂犬病は犬だけの病気と思われる方も多いと思いますが、人間を含むすべての哺乳類に感染します。海外では多くの発生例が報告されていますし、日本にもいろいろな動物が輸入されているので、いつ発生するかも分かりません。

狂犬病ウィルスは狂犬病にかかっている動物の唾液に含まれ、その動物にかまれると発病します。治療法がなく、発症すると死亡率100％に至る恐ろしい病気です。

狂犬病は、予防接種を受けることで予防できます！予防接種を受けましょう！！
 

※日本国内では、人は昭和31年（1956年）を最後に発生がありません。また、動物では昭和32年（1957年）の猫での発生を最後に発生がありません。現在、日本は狂犬病の発生のない国です。
輸入感染事例としては、狂犬病流行国で犬に咬まれ帰国後に発症した事例が、昭和45年（1970年）にネパールからの帰国者で1例、平成18年（2006年）にフィリピンからの帰国者で2例あります。